Liquid Chromatograph-Mass Spectrometer(LC-MS/MS)の該非判定方法
~技術士による実務解説~
**Liquid Chromatograph-Mass Spectrometer(LC-MS/MS:液体クロマトグラフ質量分析計)**は、液体クロマトグラフ(LC)と質量分析計(MS)を組み合わせた高度な分析装置です。
Thermo Fisher Scientific社をはじめとする各社のLC-MS/MSは、製薬、化学、食品、環境、ライフサイエンスなど幅広い分野で利用されており、微量成分の高感度分析や未知物質の同定に不可欠な装置となっています。
このような高性能分析装置を海外へ輸出したり、技術提供を行う場合には、外為法に基づく該非判定を適切に実施する必要があります。
LC-MS/MS一式とは何を意味するのか
実務上、「LC-MS/MS一式」とは本体だけを意味するものではありません。
一般的には次のような構成品が含まれます。
- 液体クロマトグラフ(LC)
- 質量分析計(MS)
- イオン源
- 真空システム
- オートサンプラー
- カラムオーブン
- 溶媒送液装置
- データ解析用コンピュータ
- 制御ソフトウェア
- データ解析ソフトウェア
- モニター
- 保守部品
- 据付・保守マニュアル
- 提供技術
したがって、「LC-MS/MS一式」の該非判定では、本体だけではなく、一式を構成する貨物・ソフトウェア・提供技術まで含めて総合的に判定する必要があります。
該非判定で確認すべきポイント
技術士は、例えば次のような事項を確認します。
- 質量分析計の方式
- 質量分解能
- 質量測定範囲
- イオン源の種類
- 真空性能
- データ解析機能
- 制御ソフトウェアの内容
- 提供技術の範囲
- 保守技術の内容
さらに、
外為法だけではなく、
EAR(米国輸出管理規則)
の適用対象となる部品やソフトウェアが含まれていないかについても確認する必要があります。
技術士による総合的な該非判定
LC-MS/MSは、
分析化学、
真空技術、
電子工学、
制御工学、
ソフトウェア技術
など、多くの高度な技術から構成されています。
そのため、装置名称だけでは適切な該非判定を行うことはできません。
性能仕様、
構成機器、
付属装置、
提供技術、
保守部品、
ソフトウェアまで含めた総合的な技術評価が必要となります。
特に研究設備一式として輸出する場合には、構成機器ごとの該非判定だけではなく、一式全体としての確認も重要になります。
STGの該非判定サービス
株式会社サブラヒ・テクノロジスツ(STG)では、
Liquid Chromatograph-Mass Spectrometer(LC-MS/MS)をはじめ、
各種分析装置について、
- 該非判定書作成
- EAR確認
- 提供技術判定
- 付属品・部分品判定
- 補修部品判定
まで、一括して対応しております。
また、分析装置だけではなく、
研究設備一式、
医療機器、
生産設備、
化学プラントなどについても、
現地調査を含めた総合的な該非判定を実施しております。
該非判定でお困りではありませんか?
STGでは、
貨物単体だけではなく、分析装置一式、研究設備一式、付属品、部分品、補修部品、提供技術まで含めた総合的な該非判定を承っております。
技術士が直接対応し、お客様の実情に応じた実務的な該非判定書を作成いたします。
どうぞお気軽にお問い合わせください。

