技術士とは、科学技術に関する専門知識や応用能力、実務経験を有し、高い技術者倫理を備えた技術者に与えられる国家資格です。技術士は、産業経済や社会生活の科学技術に関するほぼ全ての分野(21の技術部門)をカバーし、先進的な活動から身近な生活にまで関わっています。
/技術士法は、科学技術の向上と国民経済の発展に資することを目的として、技術士等の資格を定め、その業務の適正を図る法律です。
/技術士の秘密保持義務違反の罰則は、1年以下の懲役又は50万円以下の罰金(技術士法 第59条)となります。 一方、弁護士の秘密保持義務違反は6月以下の懲役又は10万円以下の罰金(刑法134条1項)となります。 明らかに、技術士の罰則の方が重いです。
/技術士は、公正な分析と判断に基づき、託された業務を誠実に履行する。 (1)技術士は、履行している業務の目的、実施計画、進捗、想定される結果等について、適宜説明するとともに応分の責任をもつ。 (2)技術士は、業務の履行に当たり、法令はもとより、契約事項、組織内規則を遵守する。