「CP&RMセンター(Compliance & Risk management Center)」は2009年に日本技術士会所属の「技術士」が中心となって、我国の産業界や研究組織,大学等の「安全保障貿易管理業務」を支援する民営のコンサルティングチームとして発足しました.スタートから15年を経過し,CP&RMセンターを取り巻く世界情勢,社会環境は激変し,安全保障をめぐる米中対立の先鋭化と最近のロシアーウクライナ戦争の拡大に伴うサプライチェーンマネージメントの複雑化が,私たちの業務範囲を倍増させております.創業メンバーの一人である私は,今年度より再びセンター長として「人材育成」と「組織の世代交代,若返り」をメインテーマにして活動することになりました.具体的な活動指針としては,

  • 最新のAI技術を駆使し,国際関係、規制動向、リスク評価などの情報を収集・分析し、将来のトレンドやリスクを予測する.
  • 貿易制限や制裁措置に関連するリスクを評価し、企業や組織に対してリスク管理の戦略を提案する.
  • 規制遵守のための書類作成や監査プロセスの自動化により、コンサルタントの作業負担を軽減し、効率化を図る.
  • AIを活用してリアルタイムのモニタリングや異常検知を行い、即座に対策を講じる.
  • AIを活用し,安全保障貿易管理の専門知識を蓄積し、エキスパートシステムや知識ベースとして活用する.

を掲げたいと存じます.

 

当センターはこれからも、構成メンバーが個々の自己研鑽を通して本来の専門技術をよりレベルアップすると共に、最新の法令改正にも細心の注意を払って対応することにより、産業界や大学等での安全保障輸出管理の推進に寄与出来ることを目指してまいります.

 

CP&RMセンターの特長

  1. 幅広い専門分野をカバーし、科学技術に関する​深い知識を有する技術士の専門家集団です。
  2. 輸出管理に長年携わってきた経験豊富な人材、安全保障貿易管理士を保有する人材が​サポートします。